ラマダン(ムスリムの断食月)が始まっております。というわけで、ハリームを食べました。ハリーム自体はイスラーム文化圏で共通した料理。でも「ハイダラーバード・ハリーム」は特別! 私の調べによると、料理の中で最初にインドの地理的表示(GIS)を獲得した料理。ハイダラーバード・ビリヤーニと双璧をなすハイダラーバード名物です。
写真は昔現地で食べたやつ。複数の種類の豆とマトンをとにかくグジャグジャにしてトロトロにして煮込みます。グジャグジャにするために長時間具を棒で叩きつける風景は観光客も見に来るほどの風物詩。名店Pista Houseの動画がYouTubeにありました。
日本では、ビリヤーニと同様にハイダラーバードのムスリム料理を懐かしむならパキスタン人の店が一番! しかし水戸では望むべくもないので、車で一時間ほどのバングラデシュ人の店に。(絶対に混んでない。というか、いつ行っても私らだけなのでこんな時期には有難い。)ちなみに、ハリームはライスではなくパラタやナンと合わせます。 ←スミマセン間違えました。私が勝手にパラタとかを付けて食べるだけで、ハイダラーバードでは何も付けず、これだけをスプーンでパクパク食べています。
食後は近くのバングラデシュ系食材屋に。外出自粛でついに切らしてしまったピクルスを買いに行き、ついでにデーツもゲット。これもラマダンならではですが、私らは断食もしてないのにいただいてしまいます。
イラン製のデーツ。
左はミント・チャトニ。右はバングラデシュ製のインド・オリーブのピクルス。