バーフバリ・トリビア第４弾。ああ、何でこんな大事な情報を今まで誰にも言わず忘れてんだ！ ばかばかばか—！！ みなさん、アマレンドラ・バーフバリの誕生日は、ヒンドゥー教の暦で
バドラパダ月アマーワーシヤ（Bhadrapada Amavasya）
です。「王子が生まれた新月の夜 事件は起きた」（前編約88分）のところ、元は「その日はバドラパダ月のアマーワーシヤ。王妃が陣痛の苦しみの中にいた時だった。」と言っています。アマーワーシヤが新月の刻を指します。
ヒンドゥー暦（Panchanga, Panchangam）は太陰暦なので、西暦に当てると毎年日付が変わります。2020年ではいつなのかネットで探したところ、こちらのパンチャンガでは
8月18日（火）2:09p.m.～19日（水）11:41a.m.
でした。パンチャンガは地域・宗派などによって多少異なります。いくつか参照しましたが、時間はちがうものの8月19日というところでは一致しているようです。また新月は18日から始まりますが、18日をアマーワーシヤの日として扱っているものはないようでした。
ちなみに、ヒンドゥー教で新月の日は一般的に不吉な日と見なされており、現在でも産婦人科ではこの日を避けて出産しようとする母親たちがいるのだそうです。つまりアマレンドラが新月の夜に生まれたということは、その後の彼の人生を暗示するものだったのかもしれません。
P.S. 蛇足ですが、マヘンドラの方の誕生日（＝アマレンドラの命日）がわかるセリフはなかったです。